皮膚の皮がむけるのがどんどん早くなってしまう病気で、飲酒、喫煙、肥満などで悪化します。赤い発疹の上に厚いかさぶたを伴っているのが特徴です。
長くつきあってゆくことになる場合が多いので、ステロイドではなく、できるだけビタミンD3製材、免疫抑制剤、非ステロイド剤を使用することにしています。
昨今は副作用の少ないオテズラという内服薬などもでてきており、光線療法も局所集中型のエキシマライトと、全身照射できるダブリンの二種を用意しております。
また、エキシマレーザー、ダブリンによる光線治療も有効で、週に一度ほどの通院で保険で3割負担(初診:¥2,100 再診:¥1,600)でお受けになれますので、経済的負担もあまりかかりません。
乾癬は、食事療法、整体、漢方薬なども効果的ですので、そのような指導をいたしております。
乾癬は免疫の異常によって皮膚のターンオーバーが早まり、赤みや鱗屑(白い粉)が出る慢性の皮膚疾患です。
外用薬や内服薬・注射薬と並んで、光線治療(フォトセラピー)は乾癬治療の大切な選択肢のひとつです。
当院では、症状や病変の広がりに応じて以下の機器を使い分けています。
乾癬は「体質」「免疫」「生活習慣」が複雑に関わる病気です。
光線治療は、薬だけに頼らず安全性の高い治療法として位置づけています。
症状の範囲・ライフスタイル・ご希望に合わせて、エキシマレーザーとダブリンを使い分け、個別に最適なプランをご提案します。