Qスイッチルビーレーザー

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Qスイッチルビーレーザー

このルビーレーザーの波長は694nmです。ほかの波長のレーザーに比べ、メラニンの吸光度が相対的に高いので、メラニンに対する選択性が最も高いといえます。
レーザーには、連続波レーザーとパルスレーザーがありますが、Qスイッチレーザーとは、パルスレーザーのパルス幅を非常に短くしたもので、非常に強いレーザー光をごく短時間に発光させる技術といえましょう。
生体組織の中まで深く達することができ、また照射時間が非常に短いので、ターゲットが熱せられてから周囲組織に伝導する時間が少なく、結果的に周囲の熱損傷が小さいという利点があります。
この二つの特性からQスイッチルビーレーザーは、真皮色素性病変の唯一の治療法として用いられます。表皮の色素性病変に対しては、ほかにも使えるものがありますが、Qスイッチのほうがはるかに効果が高いと考えられます。

このような悩みの方に効果的

  • しみ・そばかす
  • 青あざ・茶あざ
  • 蒙古斑

治療の流れ

医師による診断
診察であざ、しみの確定診断をし、治療法を確定します。当日用の痛みの少なくなるシールをお渡しします。
ご来院
レーザー照射当日は、照射予定時間約1時間前からシールを患部に貼り、ご来院ください。(照射は予約制です。)
レーザー照射
レーザー室で患部の確認と、目を保護するゴーグルの着用をしていただき、レーザー照射を行います。時間は小さなもので1~2分で終わります。
その後、患部に軟膏を塗布し、バンドエイドやガーゼを貼ります。
アフターフォロー
①翌日または翌々日に経過診察に来院いただきます。(それまでは絆創膏やガーゼを貼ったまま、濡らさないようお願いいたします)
②照射後7~10日後に診察に来ていただきます。絆創膏やガーゼ保護はその間も継続していただくようお願いいたします。
治療後の経過
施術後7~10日過ぎますと、いったんかさぶたのようなものが落ちて、色がぬけます。
しみではかさぶたが落ちますが、あざでは一旦濃くなったように見え、3ヶ月ぐらいで前より薄くなるということが多いです。
次回照射まで3ヶ月は時間をあけます。
しみなどは1回でほぼきれいになりますが、ほかのものは何度かあてる必要があり、何度かかるかは個人差があります。

Qスイッチルビーレーザーの効果・特徴

しみ(老人性色素斑)、そばかす

7~10日のガーゼ期間を守っていただきたいということと、かさぶたがとれたあと、こすったり、日光に当てたりを慎んでください。さもないと炎症後色素沈着というのを起こし、薄くなるのに3ヶ月ほど要します。痛みはほとんどありません。たいていは一度でとれますが、場合によると2回くらいかかります。

しみ

そばかす

青あざ・茶あざ・蒙古班

照射後、一旦前より濃くなった感じがすることがありますが、たとえば照射前5位の濃さとして、その後7になり、3までひくということを繰り返して、治っていきますので、何度か治療の必要があります。最低3回。多くて5、6回要します。痛みはほとんどありません。次回照射するまで3ヶ月待ちます。

太田母斑

料金

あざの治療はあるところまで保険でカバーされますので、ご相談ください。

(シミに関しては自費となります)

料金表をご覧ください

施術名 Qスイッチレーザー
施術 カウンセリング後に治療可能。レーザーの波長により色素性病変を治します。
施術時間 5分
麻酔 クリーム麻酔かシール麻酔
経過・リスク 痛み・腫れはありませんが一週間絆創膏を貼る必要があります。摩擦してしまうと、術後一過性の色素沈着を起こすことがありますが、時間経過で改善します。
効果持続時間 ほぼ永続的
価格 5,500円~(詳しくは料金表へ)

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